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2017年01月09日

介護予防「医学誌にミッケルアート回想法」が掲載されました。

医学誌「メディカル・サイエンス・ダイジェスト」に
ミッケルアート回想法が掲載されました。


介護予防「医学誌にミッケルアート回想法」が掲載されました。

四角(オレンジ)掲載内容
「ミッケルアートによる認知症予防の方法」


ミッケルアートには昔懐かしい絵が描かれています。
それを見ながら、週2回、20分程度使って思い出話をすることで、認知症の周辺症状が緩和する効果があります。




まる(赤)事例1 「昼夜逆転」の改善


昼夜逆転のある方が、 日中に活動的になり、良眠できるようになりました。


『中学校の絵』を見たことががきっかけで、他のご利用者の話に関心を示すようになりました。その後、他のご利用者とも馴染みの関係ができたことにより、他のレクリエーションにも積極的に参加されるようになりました。

(介護度5 認知症自立度 IV 寝たきり度 B2)




まる(赤)事例2 「帰宅願望」の改善


帰宅願望のある方が、 集団活動に参加できるようになりました。


ミッケルアートに参加する度に、「目が良かったら編み物や仕事がしたい。涙がでるような話しをしてくれてありがとう。楽しいね。」という発言をされていました。
次第に、職員の話しを聞いて下さる様になりました。

(介護度5 パーキンソン病 )



まる(赤)事例3 「徘徊」の改善


夜間に徘徊される方が、 日中に活動的になり、良眠できるようになりました。


昼間に活動的な時間をつくることで、夜は睡眠をとる習慣ができるようになったと感じます。職員間での意識が変わり、関わりを増やしたり、誰となら相性が良いのかなど考えた結果、混乱や不安は軽減されたと感じました。

(介護度2 脳血管性認知症) 




四角(緑)エビデンス


191名の認知症高齢者を対象に、ミッケルアートの効果検証を行った結果、周辺症状の緩和への有効性が確認されています。(1%有意)


・2013年 日本認知症ケア学会 石崎賞受賞
・2014年 日本認知症予防学会 浦上賞受賞


※平成 25 年度調査研究助成事業全国老人福祉施設協議会 老施協総研


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